繊維同士で紡ぐ
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内装メンテナンスのKAWASAKI
CHECK HERE・内装メンテナンス
・壁面のお化粧綺麗にしてあげてますか
・木工造作のメンテナンス
・大手でも無い、ゼネコンでも無い。経験から生まれた事業
・まだ大きく無いし知名度低いけど1人1人に向き合う自身はあります
・小さな平棚から収納家具までオーダー可能
・店舗で利用される金物製品もご提案可能
・職人さんありきのKAWASAKI -
UPCYCLE CLOTH HUSKY
CHECK HERE・硬さ、機能、色、模様が充実した日本製クロスから選定して製作する商品
・全て1点1点手造り商品
・ブックカバー、ノートカバーを包み込む
・お客様毎に、ご希望のデザインも製作可能
・敢えて手作りで製作するには理由があります
・糸の繊維と紙の繊維が生み出すカバー製品
【設計は希望 施工は現実】
夢や希望を描く設計図と、現実とより向き合う現場管理。
現場に一歩踏み込むと頭を抱え、考えこむ管理者。
「どうやって造るのか」
「どういう収まりで考えているのか」
「どこからが収まりの寸法表記なのか」
形にする現場がさらなる現実だから、図面を見た時に悩みながら、1つ1つ形にしていく。
設計通りに、進行していくと検査で引っかかる事はなきにもあらずであり、
検査をクリアしないと竣工できない。
図面だけでは無い、周りの状況を加味して現場を進行していくのが現場であり、それらをまとめあげるのが監督。
みなさんは、戸建の建設を検討した時、どんな面持ちでメーカーや工務店の門を潜りますか?
営業や設計と打ち合わせを重ねます。イメージを膨らませ、伝えれば伝える程更なる希望が膨らみ、あれもこれもと止まらない。
それでも営業マンは「大丈夫です やってみます」と返事をしてくれる。
その返事を聞けば誰しも安心してしまうものですが、それで本当に大丈夫でしょうか。
もっと現場と向きあって設計して欲しい。営業としてトークをして欲しい。
そんな大切な事さえおざなりになっている現場を、私は経験してきました。
だからこそ、【設計は希望 施工は現実】という言葉が刺さり、
設計をやる者は、まずは現場を経験すべきだと感じるのです。
CASE
CASE 1 壁面ポリ平棚〔アンコ固定〕
某アパレル店舗様のレジ周りの壁面に設けた平棚となります。
施主様のご要望により塗装仕上げをした額縁の内側に取り付けた写真です。
ポリ仕上げした平棚を、木材をあてがい固定する『アンコ』という手法で取付けしました。
この平棚は「物を乗せる」というよりも、壁面のアクセントとして設置した物になります。壁面と平棚との接点部分には、下に力が加わろうとする荷重が発生するので、載せない事を前提にした固定方法で行いました。
CASE 2 壁面ポリ平棚〔スリット利用/可動〕
ごく一般的で、幅広く認知されている手法でもあります。
この幾度と穴が開き縦に伸びた金物、『スリット』です。施主様が自由に棚の位置を変更できる強者です。また平棚の裏面は『ブラケット』と言って、自在に上下移動が可能な金物となります。
一般住まいでは、大体が直付け取付が多いのではないでしょうか。
埋込みも直付けも用途は同じですが、見た目が少し違ってくるので、私は埋込みをお勧めします。荷重によって、スリットやブラケットのサイズ選択は異なりますのでご確認ください。また、スリットやブラケットの色はシルバーだけではなく変更する事もできます。
こちらの平棚も、施主様にてサイズや用途を決めて頂き制作したものとなります。
この平棚は「物を乗せる」とのが大前提ですので、この様に金物を使用されています。

CASE 3 棚下間接照明〔メラミン仕上〕
某アパレル店舗様の壁面に間接照明付きの吊戸棚となります。
今現在、一般のご家庭向きでもテープライトというアイテムが利用されていますが、
本件は、棚の内部に掘り込みをする事で、棒状の照明器具を埋め込み、電源も一般的なコンセントからではない手法で電気を受流するものとなります。
施主様のご要望により、天井に”ドン”と固定の吊戸棚を取付け、その真下に可動式の平棚を設けたいという施工でした。
※ドン=天井にピタっとくっつけるという意味。
吊戸棚の下部分は、どうしても影になる事で暗くなってしまうので、吊戸棚の背面側に掘り込みを入れて、壁を照らす案で施工した写真です。
CASE 4 植栽置き什器〔メラミン仕上げ〕
某アパレル店舗様にて、施主様の商品と植栽を飾る為、設置した造作物となります。
メラミン仕上げとし、トップには植栽を、ニッチ部分には陳列スペースというイメージでの造作となります。床には固定していません。
本件だけでなく、店舗什器は、仕上げ面だけでなく、固定方法や、什器と什器との繋ぎ目、怪我への配慮など多くの角度を考慮し造られています。

CASE 5 什器内部のスリット
某アパレル店舗様の商品陳列の為に設置したガラス扉の什器となります。
施主様のご要望により、引出し部分はヴィンテージ風の塗装仕上げ、上部はガラスで囲った什器となります。木工、ガラス、金物と全て材料も異なる為、専門職人さんも異なります。全て別々で搬入し、現場にて取付け/設置を行いました。
こちらの什器、内部にスリットを埋め込んでいるのが見えますでしょうか。棚と同様に、内部のガラス板も可動式となるように設計されています。専用のガラス部品を使用する事で可能となります。
こちらも色付けを行い、埋込み固定をしました。小さな所だけでも、少し色を変える事で造作物と一体となり、新たなオリジナルとなるのです。

